【トラウマを乗り越える心理学】悩みを話しても気持ちは晴れない
ベルギーのルーヴァン大学の心理学者エマニュアル・ゼックとベルナール・リメが2005年に実験を行った。
実験内容は参加者達に自分が体験した嫌な体験の中から、最も精神的に苦痛だった事を話してもらい、その後、自分が感じている幸福度についてアンケートを取とるというものだ。
参加者達は自分の嫌な体験を誰かと分け合うと気持ちが軽くなると考えていたが、実のところ幸福度が上がった形跡は無かった。
では、トラウマから自分を癒すにはどうしたら良いのか。
その答えは「打ち明け日記」だ。
トラウマ体験を文章化することでトラウマが癒され心理面、健康面に良い効果を及ぼす事が数々の実験で証明されている。
なぜ、文章を書く事で幸福度が向上するのか。理由は話す事は考えがまとまりにくく、混乱が生まれやすい。
しかし文章化することは考えを整理し、問題の解決に向かわせる効果がある。
という事で嫌な事を乗り越えたい時は
打ち明け日記を書くようにしよう。
読んでくださりありがとうございました。