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離婚の危機に瀕しているあなたに④部屋をみればわかる事

パートナーを思い出させる品物の効果

部屋の様子からカップルの親密度をチェックする

クレアモント大学院大学の心理学者アンドリュー・ローマンは100組以上のカップルを集め、

カップルの部屋の中にある「2人の両方に関係のある物にチェック」テストを行い、参加者全員にパートナーに感じている愛情の度合いを答えてもらった。結果はチェックの数が多いほど、カップルの親密度が高く関係が健全でお互いに絆が長く続くと考え、それを実現する為に時間と努力を惜しまない傾向が強かった。

思い出の品物の効果

パートナーとの関係を思い起こされせる品物は、例えば楽しい思い出などとつながっていて、見ると幸せな気分になれる。自分たちが高揚した瞬間や、愉快な出来事が甦る。しかも最近の研究によると、それ以上の効果があるようだ。

フロリダ州立大学のジョン・メイヤーは仲間と共に、愛の力について独創的な研究を行った。

恋人のいる学生の100人以上集めて異性の写真を何枚か見せ、肉体的に最も魅力的と思う相手を1人選ぶように頼んだ。その後で参加者を2つのグループに分け、片方のグループには自分のパートナーについて愛情を強く感じる瞬間について文章を書いてもらい、対象のグループにはなんでも好きなことを書いてもらった。

作文を書く間、学生達は自分の選んだ魅力的な人物について考えないよう指示された。そして、もし写真のイメージが頭に浮かんだら、文章の間にチェック印を入れるように言われた。何かについて考えるなと言われると、大抵の人はその事ばかり考えてしまうものだ。対象グループには確かにその現象が現れ、彼らの文書の合間に入ったチェック印は平均1ページにつき4個だった。かたや恋人について書いたグループの学生は、魅力的なイメージをかなり簡単に頭から取り除けたようで、チェック印がついたのは平均2ページに1個だった。

最後の実験では、学生達全員が自分の選んだ写真について出来るだけ思い出すように言われた。恋人について作文を書いたグループは、人物の服装や写真が撮られた場所など、一般的なことを思い出す傾向が強かった。そして誘うような眼差しとか素敵な笑顔など、人物の肉体的な魅力に関係のある特徴は忘れていた。実のところ、恋人のことを考えた学生達が思い出した人物の特徴は対照グループの3分の2だった。これらの結果から、ほんのしばらく愛する人について考えるだけで、魅力的な他の異性への関心ご大幅に減ることがわかる。研究チームによると、これは太古の昔から続いてきた、特定の絆を大切にする進化のメカニズムが男女の間に働くせいだろうという。そして、実際的な面から言うと、パートナーについて、思い出させる品物は、重要な心理的効果を持っているようだ。写真、結婚指輪、思い出のつまった旅先で買ったネックレス、そんな品々が浮気を防いでくれるだろう。

 

読んでくださりありがとうございました。