うーまblog

悩める30代の投資や思いついた事を書いています。

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個別銘柄選びのコツ

株式投資においてインデックスファンドの長期積み立て運用が低リスクで資産を増やす方法であることは有名である。

しかし、インデックス運用には退屈である。自分で銘柄選定を行い、株式投資を楽しみたいと思う時があるだろう。

そんな時に役立つ個別銘柄選びのルールを「ウォール街のランダム・ウォーカー」

という書籍を参考にして紹介したい。

少なくとも5年間は1株当たり利益が平均を上回る成長を期待できる銘柄を購入する

持続的な成長だけが1株当たりの利益、配当を増やし市場での株価収益率の上昇も期待できる。株価収益率があがれは投資家の儲けは大きくなる。

企業のファンダメンタル価値が正当化できる以上の価格で購入しない

企業のファンダメンタル価値を正確に測ることは難しい。

ただし、1つの基準として市場平均収益率を使用する方法がある。株価収益率が市場平均と同じかそれをあまり上回っていない銘柄を買う方法だ。

有望銘柄を買うにはまだ市場が株価収益率の面で大幅なプレミアムを織り込んでいない成長株を買うことだ。逆に何年も先の株価収益率がすでに織り込まれている銘柄には注意することが必要だ。2000年のTIバブル時は割高な株価収益率のハイテク株が暴落するということが起きている。

近い将来バブルが起きそうな確固たる成長見通しのある銘柄を購入する

株価形成には心理的な側面も影響している。すべての投資家が知性的に判断して株を買っているわけではなく、投資家も人である以上、期待、欲望、不安などを抱いて市場に参加している。その為、投資家の心を引き付けるような夢のあるストーリーがあり、その土台がしっかりしている銘柄を人気が出て、投資家が殺到する前に仕込んでおくことができれば大きな儲けが期待できるだろう。

なるべく売買の回数を減らす

売り買いを頻繁に繰り返すと、証券会社に手数料を支払う回数と税金を支払う回数が多くなってしまう。無駄な費用を抑えるために、売買の回数を減らす事が大切だ。

まとめ

以上が個別銘柄選びの4つのルールだ。インデックス運用に比べれば個別銘柄での運用はリスクが高くなる。しかし自分で銘柄を選び、それの価値が高まっていくのに賭けるのは面白いゲームだと思う。あくまでも老後資金など資産運用のコアな部分はインデックス運用で安定的に運用し余剰な資金があれば、個別株のゲームを楽しみながらお金を増やしていくのはアリではないか。