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【好感度を上げる心理学】失策効果

1961年にケネディ大統領はピッグス湾でキューバ侵攻を開始するよう部隊に命令を下した。

作戦は大失敗に終わり、歴史家はこの作戦を軍事上の大失策とみなしている。

 

だが、惨敗に終わった侵略の後に行われた世論調査ではケネディ大統領の人気は前より高かった。

この不可解な現象には2つの要因が考えられる。

一つはケネディが失敗を他人のせいにせず全責任は自分にあると認めた事。

そして、もう一つ。ケネディはそれまでスーパーヒーローと見られていた。魅力的でハンサムで有能で間違いなどしそうもない英雄である。

だが、ピッグス湾の失策のおかげで、彼はそれまでより人間的で好感が持てると思われるようになったのだ。

 

ときどき失敗する方が人に好かれる。これを失策効果という。

 

ただし、失策効果を使用する時は注意点がある。この効果が威力を発揮するのは、あなたが完璧な人だと思われている時だけである。

カルフォルニア大学のエリオット・アロンソンが実験の中でパッとしない自分が失敗をしても高感度が下がることを証明してる。

 

もし、周りの人に完璧だと思われているようなら、失策効果をうまく使ってみるのも良い。

 

読んで頂きありがとうございました(*'-'*)ポッ

 

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