セネカ・生の短さについて
たまには最近、読んだ本の感想文的な物を書いてみたいと思います!
今日の感想文は
「生の短さについて セネカ著」
セネカとは
紀元前4年〜1年くらいに生まれたとされているストア派の哲学者です。
持病、息子の死、冤罪での島流しなど様々な悲劇がありました。
また、皇帝ネロの教育係として、
「ネロ善政の5年」を支えたとされています。
しかし、最期は教え子のネロに自害を
命じらます。
セネカの自害は壮絶で、毒でも死なず、血管を切っても死なず、熱湯に浸かることでようやく自害できたと言います。その壮絶な最期の中でも弟子や仲間を励まし、ストア派の哲学者として潔く最期を迎えました。
私の生の短さについての感想です。
セネカは本の中で、
人は、富、権力、労働、欲望、見栄、酒、などに振り回され、自分の人生を生きていないと
指摘しています。
本当に自由な人、賢者とは閑暇な人だと言っています。
2000年以上前に書かれた本ですが正に、
現代人にも必要なアドバイスだと思います。
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