恋愛にも使える心理学紹介【損失回避性】
損失回避性とは
利益から得られる満足より同額の損失から得られる苦痛の方が大きいことから、損失を利益より大きく評価する人間心理のことをいう。
1979年に心理学者のダニエル・カーネマンとエイモス・トベルスキーによって展開された
プロスペクト理論に含まれる考え方である。
簡単に言えば人間は
10万円を得る喜びよりも
10万円失う悲しみの方が大きい。
どのくらい失う悲しみが大きいかと言うと
2.5倍である。
つまり10万円を失った悲しみを埋めるためには
25万円を得る必要がある。
人間関係にも損失回避性は働いている。
例えば、相性の合わないパートナーと別れた方がいいのに、今の安定を失いたくないから別れられない。
また、恋人にフラれた時に、
「あの人より素敵な人なんているわけない」
と悲しんで、執着してしまう。
しかし、何事もリスクを取らないとリターンもない。
何かを失うから、新しい何かを得る事ができる。
損失回避性に囚われて大切な機会を失っていないか気を付けないといけない。
ここまで読んで頂き
ありがとうございました(*'-'*)ポッ